現代世界の課題

― 国際紛争・環境問題・人口問題 ―

1行まとめ

冷戦後の世界は統合が進む一方で、紛争・環境・人口といった地球規模の課題に直面している。


基本情報

項目内容
時代21世紀
世界状況多極化・複雑化
中心テーマ地球規模課題
主体国家・国際機関・NGO
特徴相互依存の深化

年表

出来事
1992地球サミット
20019.11同時多発テロ
2015パリ協定
2015SDGs採択
2020新型コロナ拡大

国際紛争の現状

観点内容
原因宗教・民族・資源
形態内戦・テロ
地域中東・アフリカ
対応国連PKO

環境問題

課題内容
地球温暖化気候変動
対策パリ協定
資源枯渇問題
主体国際協力

人口問題

観点内容
先進国少子高齢化
途上国人口増加
移民国際移動
影響社会不安

覚えるべき重要キーワード一覧

  • 地球規模課題
  • 国際紛争
  • テロリズム
  • 地球温暖化
  • パリ協定
  • SDGs
  • 人口爆発
  • 少子高齢化

【詳しい解説】

冷戦終結後、国家間の大規模戦争は減少したものの、国際紛争そのものが消滅したわけではなかった。むしろ、宗教や民族、資源をめぐる対立が顕在化し、国家内での内戦やテロという形で紛争が多発するようになった。中東ではイスラーム世界と欧米諸国との緊張が続き、アフリカでは植民地支配の名残による国境問題が紛争の原因となっている。

これらの紛争に対して、国連は平和維持活動(PKO)を通じて関与してきたが、主権国家内部の問題への介入には限界があり、十分な成果を上げられない場合も多い。また、9.11同時多発テロ以降、テロリズムは国家を超える脅威として国際社会の最大の課題の一つとなった。

環境問題も現代世界の重要な課題である。産業革命以降の経済発展は大量の化石燃料消費を伴い、地球温暖化を引き起こした。気候変動は異常気象や海面上昇をもたらし、特に途上国に深刻な影響を与えている。1992年の地球サミットを皮切りに国際的な取り組みが進み、2015年のパリ協定では、温室効果ガス削減のための共通目標が掲げられた。

人口問題もまた、世界規模で異なる形で深刻化している。途上国では医療技術の進歩により人口が急増し、食糧不足や失業、都市スラムの拡大といった問題が生じている。一方、先進国では少子高齢化が進み、労働力不足や社会保障制度の維持が困難になっている。

これらの課題は相互に関連しており、単一の国家では解決できない。2015年に採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、環境・経済・社会の調和を目指す包括的な枠組みとして位置づけられ、国家だけでなく企業や市民社会の役割も重視されている。


全体のまとめ

現代世界の課題は複雑に絡み合っており、国際協力なしには解決できない段階に達している。


論述問題

問1

冷戦後の国際紛争の特徴を説明せよ。

模範解答

国家間戦争よりも、宗教・民族対立を背景とした内戦やテロが増加し、国家内部の不安定化が顕著となった点に特徴がある。


問2

環境問題が国際社会にとって重要な課題となった理由を説明せよ。

模範解答

経済活動による環境破壊が地球規模で影響を及ぼし、単一国家では対処できないため、国際協力が不可欠となったからである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました